George Carwardine (ジョージ・カワーダイン)
自動車会社のエンジニアとして活躍した後、
サスペンションシステム開発を専門とする会社を設立。
様々なタイプの自動車サスペンションの開発を行いながらも、
他の分野にも応用できるメカニズムを研究する中で、
彼はデスクランプという分野に惹かれていく。
ワークショップにこもり、新しいランプの開発実験に
没頭し、1932年の7月ついに特許を取得。
それはスプリングの特性を生かした全く
新しいランプの仕組みで、人間の腕のように
自在に曲げることができ、さらに思い通りの
ポジションをキープ出来るという画期的なものだった。
1948年 61歳でカワーダインはその生涯を閉じるが、
彼のデザインは現代もなお継承され
多くの製品の技術的基礎となっている。