リチャード・サッパーとマルコ・ザヌーゾの
貴重なコラボレーションから誕生した
1960年代を代表するポータブルラジオ“readio.cubo TS502”
1960年代初頭、イタリアの電子機器会社であるブリオンベガは、
ドイツ人デザイナーのリチャード・サッパーと
デザイナー兼建築家のマルコ・ザヌーゾに
ラジオとテレビのデザインを依頼しました。
彼らが考えたのは、オブジェを家庭環境に溶け込ませ、
環境の主役にするために隠さず見せることでした。
鮮やかな色彩をまとったradio.cuboは
それまでのエレクトロニクス製品とは異なり、
これまでにない形状にテクノロジーが凝縮され、
軽くて持ち運びやすく、遊び心と革新性のあるプロダクトです。
1960年代以降、国際的なシーンを席巻し、
主要な現代美術館でも展示されました。