皮肉をこめてデザインされたレディメイドのスツール
イタリアの家具ブランドZanottaのスツール。
Mezzadro(メッザドロ)とは小作人という意味です。
このスツールには、皮肉をこめて
貧しい労働者の象徴が取り入れられています。
クラフトベースと近代的なパーツを組み合わせることで、
シートとスチール製クロスボウには農業の世界が、
固定ピンには自転車の世界が、
ブナ材のクロスには航海の世界が
それぞれ表現されているのです。
1957年にアキッレ・カスティリオーニと
ピエール・ジャコモ・カスティリオーニ兄弟によって
「レディメイド」のコンセプトを取り入れてデザインされました。