Vico Magistretti / ヴィコ・マジストレッティ
ミラノの中流家庭に生まれ、
パリーニ高等学校(古典科目専攻)に通い、
1939年秋にミラノ工科大学の建築学部に入学。
1943年から1944年にかけてスイスに移住し、
ローザンヌのシャンプ大学でいくつかの学術コースを受講しました。
このとき、彼の知的教育に重要な影響を与えた
エルネスト・ナタン・ロジャースと過ごし、
1945年にミラノに戻り、
工科大学で建築学を専攻して卒業しました。
1950年代は、彼にとって非常に忙しく実り多い時期でした。
多くの革新的なアイデアを考案し、
あっという間に「第三世代」の最も
優れた代表者の一人として頭角を現しました。
その後数年間、彼は建築家としてだけでなく
デザイナーとしてもより積極的に活動するようになり、
一流企業との仕事も始め、ニューヨークのMOMAや、
アメリカやヨーロッパの多くの美術館に展示されています。